by tokishin カテゴリ
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となり駅の吉祥寺に出て、パルコブックセンターで資料本探し。
お目当ての技術書は見つからなかったが面白そうな本が数冊あり、ハシゴしたブックオフで見つけたものも含め1万円近く買ってしまう。 ストラップを肩に食い込ませつつ、伊勢丹方面をふらっとしてみると吉祥寺美術館で「薮内正幸の世界展」が催されていたのを見つけ思わず入館。 以前「クウネル」の記事でその名を知り「いいなぁ、いいなぁ」と思っていた作家さんだ。 名前は知らなかったけど、子供の頃に読んだ本や、図鑑で活躍されていて、目にはしていた絵であった。 亡くなる前の15年間は吉祥寺にアトリエを構えていたという。 ペンと水彩で細やかに描かれた鳥や獣たち。 精密に描かれているのだけど、描き手の愛情がこもったやわらかでユーモアセンスにあふれた表現が、観ていて心が温まる思い。 この人はきっと動物たちと会話ができたに違いない。 個人的には、ペンや鉛筆の線だけで描かれたドローイングの素晴らしさに目を奪われた。 アメリカンアンダーグラウンドの奇才ロバート・クラムもそうだしフランスのビラルやメビウス、それから宮崎駿もそうなのだが、線だけでしっかりと魅せる作家さんに、昔から僕は尊敬の念を持つ。 入場料はたったの100円。 これは絶対にオススメの作品展ですぞ。 メインHP…「TOKISHIN'S CREEK」
by tokishin
| 2009-04-14 17:08
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