トキシンのイラストレーター的“沖縄”生活


西荻窪ラブで現在は沖縄県暮らし。イラストレーター時川真一が、日々の出来事をつづります。妻のマーと2人で育児奮闘中。作品紹介はこちらにも http://tokikawa.exblog.jp 
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動物画の奇才・薮内正幸の世界展

動物画の奇才・薮内正幸の世界展_a0016090_16325094.jpgとなり駅の吉祥寺に出て、パルコブックセンターで資料本探し。
お目当ての技術書は見つからなかったが面白そうな本が数冊あり、ハシゴしたブックオフで見つけたものも含め1万円近く買ってしまう。

ストラップを肩に食い込ませつつ、伊勢丹方面をふらっとしてみると吉祥寺美術館で「薮内正幸の世界展」が催されていたのを見つけ思わず入館。
以前「クウネル」の記事でその名を知り「いいなぁ、いいなぁ」と思っていた作家さんだ。
名前は知らなかったけど、子供の頃に読んだ本や、図鑑で活躍されていて、目にはしていた絵であった。
亡くなる前の15年間は吉祥寺にアトリエを構えていたという。

ペンと水彩で細やかに描かれた鳥や獣たち。
精密に描かれているのだけど、描き手の愛情がこもったやわらかでユーモアセンスにあふれた表現が、観ていて心が温まる思い。
この人はきっと動物たちと会話ができたに違いない。
個人的には、ペンや鉛筆の線だけで描かれたドローイングの素晴らしさに目を奪われた。
アメリカンアンダーグラウンドの奇才ロバート・クラムもそうだしフランスのビラルやメビウス、それから宮崎駿もそうなのだが、線だけでしっかりと魅せる作家さんに、昔から僕は尊敬の念を持つ。
入場料はたったの100円。
これは絶対にオススメの作品展ですぞ。
動物画の奇才・薮内正幸の世界展_a0016090_16583877.jpg
半券より。展示の作品中「うらヤブ」と題された数点が僕の一番の感動作品。原稿受け渡しの際に原稿袋に描かれた「らくがき」なのだけど、いや、見事、見事。なんて素敵な作家さんなのでしょう!

メインHP…「TOKISHIN'S CREEK」

by tokishin | 2009-04-14 17:08 | グッズ&オススメ | Comments(0)
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