トキシンのイラストレーター的“沖縄”生活


西荻窪ラブで現在は沖縄県暮らし。イラストレーター時川真一が、日々の出来事をつづります。妻のマーと2人で育児奮闘中。作品紹介はこちらにも http://tokikawa.exblog.jp 
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6話 魚正でムツ

「アイナメ、シロギス、カワハギにカンパチ、メバルにホウボウもあるのかぁ…」
もともと豊富な魚種揃えのお店だけど、正月休み明けで市場も賑わっていたのかな。
いつも以上に仕入れの活気を感じた今日の「魚正」。西荻窪は南口にある、僕が贔屓にしている魚屋さんだ。
「今晩は煮魚が食べたいんだよなぁ…」
そんな思いでしばし迷った末、唐津のサバも捨てがたかったが、神津島沖で穫れたというムツを買うことに決めた。
ギョロリ、ギラギラと光るでっかい眼に、半開きになった口にはギザギザの鋭い歯が並ぶ。うおーっ、こういう怪獣顔の魚って大好きだぜ。
「骨付きで半身だけ」とお願いすると、オマケで頭もつけておいてくれた。
うははっ、ウレシイ!
夜、少しだけ刺身用に身をとったあと、残りは出刃包丁で適当にぶった切り、煮た。
わかってはいることだけど、作る度にあらためてかみしめる感動がある。
「こいつの煮付けはやっぱり旨い!」
脂のノリ加減も申し分なし。しっとりと艶かしい白身にジワッと煮汁が絡まれば、コレ、最強のごはんのおかずだ。
目玉をしゃぶり、アラをほじくり、ヒレの根元についた小さな身も残さず食べ尽くした。
さぁ、そして最後の儀式。
器に残った煮汁は、ごはんにかけて、かっこんだ。

はぁ〜〜〜〜っ、ごちそうさま!!!
6話 魚正でムツ_a0016090_2339127.jpg


6話 魚正でムツ_a0016090_23424852.jpg

残りは明日のお楽しみ。豆腐を足して煮ると、これまた美味しい。

by tokishin | 2008-01-07 23:44 | 西荻ラブ画報 | Comments(4)
Commented by のぶ at 2008-01-08 00:03 x
いつぞやの日記でも登場したムツちゃんの煮付けですね!

ムツといえば、以前熱海沖の初島で20cm前後の小ムツがたくさん釣れたんですが、お刺身にしたら小さくても脂乗り乗りで最高に美味しかったです^^
Commented by ときしん at 2008-01-08 09:21 x
のぶさん、

僕も小さいのなら伊豆大島とか房総の港でも釣ったことがありますよ。
子供は浅場で過ごすようですね。
大島では、夜にサバがガンガン釣れました。
5cmラパラで入れ食い。
楽しかったなぁ〜。

Commented by のぶ at 2008-01-08 21:25 x
離島での釣りは楽しそうですね。
俺も今年は式根島あたりに遊びに行こうと思っています♪

怪獣顔の魚といえば、以前『陸っぱり情報』でオハグロベラのレシピを書いてましたね。
あれはかなり斬新でしたよ(笑)
Commented by ときしん at 2008-01-09 07:05 x
のぶさん、

式根島は温泉もあるし、海もきれいそうだし、僕も行ってみたい島です。釣りも良さそうですよ。

オハグロベラ! 懐かしい〜(笑)。
ベラもよく見るとごつい顔していますよね。
あと、ブダイとかも。
釣りで小魚がいろいろ釣れたら、みんなまとめて南蛮漬けとかにするのがいちばん楽かな!?
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