by tokishin カテゴリ
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「魯山(ろざん)」という名の、器や骨董を扱うお店が、うちから歩いて5分のところにある。
どうやらその世界では有名なお店らしいが、値段も割と手頃だし、店主の方もとても話しやすく、僕のようなその世界には全然明るくない人間でも気楽に入れる素敵なお店だ。 このお店で僕が好きなところは、使い古された漏斗とか、老朽化して取れちゃったような水道の止水栓とか、失礼かもしれないけど、骨董というよりは楽しい「ガラクタ」も、器が整然と並ぶ中、ゴロリ、チョコンと置かれているようす。 でも、それぞれが皆、存在感あるんだなぁ。 今日は、その中で、古くてベッコベコ、使用感タップリのアルミ製弁当箱を買った。3つくらいあって、その中で一番いい感じにヘコんで、年をとっていたやつ。 「何を入れようかなぁ」と、ながめているだけでワクワクしてくる。 器は、若手作家さんのものがたくさんあって、それらからお気に入りの1枚を探すのが楽しい。ときどき展示会も催され、賑わっていたりする。 絵に描いた角皿は、初めて入ったときに見つけたものだ。 一片が16cm弱。漬けもんを盛り合わせたり、凛!と、アジのタタキなんかのせてみたいと思い、手に取ったんだっけ。 ときどき、ふとのぞいては、面白いものとの出会いを期待する、そんなお店です。
by tokishin
| 2008-07-11 19:59
| 西荻ラブ画報
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